食物アレルギーとの付き合い方

乳アレルギーのまとめ、と食事のコツ

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

以前、卵アレルギーについてのお話をしました。
 ⇒卵アレルギーについて、と食事のコツ

我が家の次男は卵・乳アレルギーです。
乳アレルギーについても、やっとまとめることができたので
我が家の次男の食事のコツを交えながらお話します(*^-^*)

乳アレルギー(乳製品アレルギー)について

乳アレルギーは、身近に食物アレルギーの人がいないと勘違いする方が多いのですが
乳アレルギー=乳製品が食べられない=チーズやバターも食べられない、ということです。
たまに、乳アレルギーだと伝えても
「牛乳入っていないから食べられる?」とチーズ入りの食べ物を出してくれたり。
原材料のバターや脱脂粉乳を見落としてしまったり。
そういうことが、意外とありました。

乳製品全般がダメなので、慣れていないと見落としてしまうことがあるんです。
だから、必ずアレルギーに詳しい人が、原材料をしっかり確認してから
食べるようにしないといけないのだな、とヒシヒシと感じていました。

乳アレルギーの人が食べられないもの。牛肉は大丈夫!

スポンサーリンク

牛乳と、牛乳を含む加工食品が食べられません。
牛肉は食べられます!
<牛乳を含む加工食品例の一部>
・チーズ
・バター
・ヨーグルト
・生クリーム
・脱脂粉乳
・アイスクリーム
・パン
・乳酸菌飲料
・練乳
・洋菓子
・チョコレート
・調味料の一部
・乳糖(※多くの方は摂取できるのですが、担当医や負荷試験で確認すること)

もちろん、他にも牛乳を含む加工食品はあります。
以前、次男のアレルギー科担当の先生に
「牛乳以外の、例えばヤギの乳は飲めるのか」と
聞いたことがありますが、ヤギの乳も乳アレルギーの人は摂取できないとのことでした。

紛らわしい表示(牛乳は含まれていないもの)

・乳化剤(※乳由来と書いてある乳化剤は食べられない)
・乳酸カルシウム
・乳酸ナトリウム
・乳酸菌(※乳酸菌飲料は飲めない)
・カカオバター

乳化剤自体は、乳ではないので大丈夫です。
でも、乳化剤の後ろにカッコで乳由来、と記載されている場合は注意です。

乳酸菌自体は、菌なので乳は入っていません。
でも、乳酸菌飲料のほとんどは乳製品が入っていて飲めないので、注意してください。

乳アレルギーの人の代替食はどうする?

スポンサーリンク

基本的には、「豆乳」を使っています。
あとは、ココナッツミルクやアレルギー用ミルクで代用する人もいます。
アレルギー対応のマーガリンも売っているので、利用するのもいいかと思います。
市販のアレルギー対応のクリームソースの素や、アレルギー対応チョコレート、
豆乳クリームは生クリームの代わりにおすすめです。

豆乳のスープは、加熱しすぎに注意

料理の材料に乳製品が入る場合であっても、あきらめて省くだけということも多いです。
水分が必要なら、水でもいいわけです。
例えば、ハンバーグのつなぎのパン粉を牛乳に浸す、などです。

クリーム系の料理なら、豆乳を代わりに使います。
でも、豆乳は加熱しすぎると分離してしまうので
例えばスープなら、水とダシで具材を煮込んでから
後で豆乳を加えて温める程度、というように調理しています。

チーズの代わりによく使うもの

例えば、ピザを作るとき
チーズを乗せることができないので、我が家では卵不使用のマヨネーズをかけます。
豆腐の水切りをしっかりして、チーズのような食感を出すこともできます。

他の食品でしっかりカルシウムを摂取しよう

牛乳が飲めないと、カルシウム不足になりがちなので
他の食品からしっかり摂取したいところです。
カルシウムは、歯や骨を作るために必要不可欠です。

<カルシウムを取りやすい食品>
・桜えび
・ひじき
・切り干し大根
・小松菜
・しらす
・アレルギー用ミルクなど

カルシウムの吸収アップに、 ビタミンDも積極的に取ろう!

ビタミンDには、カルシウムの吸収を助けたり、骨を強くする働きがあります。
ビタミンDが多く含まれている魚や、干ししいたけ、きくらげなども食べると良いです。
日光に当たることで、体の中でもビタミンDは作られます。
当たりすぎは紫外線が気になりますが、知っておくと違いますよね。

☆以上が、乳アレルギーのまとめとなります。
乳は市販の食品にたくさん使われているので、なかなかチェックが大変です。
アレルギー表示があれば助かりますが、日ごろから原材料を確認して
見分ける癖をつけると安心かと思います。

料理には、上手に豆乳を利用してみてくださいね♪

スポンサーリンク
ABOUT ME
mizutama
毎日ドタバタな、3児の母です。 子供との生活の中では日々、 考えたり調べたり発見したりの連続です。 特に、卵・乳アレルギーの次男については 他の子と同じように食を楽しませてあげたい、 しっかり健康な体に育てたい、と日々思っています。 同じ情報が他のママさんや子供のために役立つかもしれない! そう思って、ブログをはじめました。