以前、食物アレルギーと防災についての記事を書きました。
→食物アレルギーと防災
市のホームページから、災害への備えについて確認したのですが
備蓄食料の成分表示について、誤解しやすく気になったので問い合わせてみました。
誰が見ても分かるように表示してもらえると安心だと思ったのですが
その時の回答を後日いただきました。
備蓄食料は常に、原材料を見直されていく!
アルファ米というおかゆが3種類あり、「梅がゆ」に乳糖が入っていて
以前はアレルゲン表示も「乳」となっていたのですが
現在の梅がゆは、乳なしのものに切り替え済みだそうです。
缶入りソフトパンは2種類とも食べられないものですが
市のホームページの備蓄一覧には記載されていないけれど
「ライスクッキー」という食品も準備されているそうです。
この「ライスクッキー」は、特定アレルゲン27品目をクリアしているものなので
食物アレルギーの方でも安心して食べることができます。
おかゆは、水でふやかす必要があるのですが「ライスクッキー」なら
小さい子供でもすぐに食べられるものであって尚且つ、アレルゲン対応ということで
導入してくださったそうです。
食料の切り替え時期は賞味期限を確認し、5年で切り替えていくとのことでした。
そのタイミングで新しい食品に替えたり
アレルゲン27品目をクリアするような非常食を開発しているそうです。
今回の「梅がゆ」もそのタイミングで原材料が見直され、アレルゲン表示がかわったということですね。
備蓄を含め、各家庭で防災意識を高めよう
ホームページにも記載されていましたが
市の備蓄量は少ないので、各家庭でしっかりと数日分の食料の備えをしておくことは大前提です。
特に食物アレルギーがあるのであれば、心配のないように備えてください、とのことでした。
そして、賞味期限や原材料の変更には常に注意しておくこと。
アレルゲンの表示や原材料の表示に関しては、今後表記を分かりやすくかえていくと
検討していただけるとのことでした。
回答してくださった防災課の職員の方、ご丁寧にありがとうございました!