長男が、足の親指の付け根あたりをブヨに刺されて
痒み、痛み、腫れ、足の熱さに苦しんでいます。
我慢できるほどではありますが、最初は虫刺されだと思わなくて
何かの感染症?と思いました。
写真ではわかりにくいかもしれませんが、両足とも普段より腫れて
ブヨブヨしていて赤くなっています。
よく見ると、親指の付け根から爪の当たりがブツブツと発疹がひどく
私が冬に手荒れがひどくなると出てくる湿疹のようでした。
写真を撮った時は、親指のところと土踏まずの辺りが一番かゆいと言っていて
土踏まずも腫れぼったくなっていました。
痒くてかいてしまったことで、
小さな発疹と赤みと腫れが、足首まで広がってしまいました。
ウイルス?それとも毛虫?と謎のまま登校しましたが
足が腫れているので、シューズが痛くて足が動かせなかったそうで
保健室に駆け込んだところ、保健師さんに
「これはブヨに刺されたね。あなたは人よりひどい症状になる体質だね」
と言われたそうです。
また、「ブヨは何か所も刺すから、両足とも刺されている」と言われたそうです。
それで、両足とも腫れていたのか・・・と謎がとけました。
ブヨに刺されたら、その後のアレルギー症状、皮膚炎に注意!
ブヨについて調べてみました。
<ブヨ(ブユ、ブト)>
・人などの哺乳類から吸血する虫。
・体長2~4mmの小型のハエのような虫。
・東日本ではブヨ、西日本ではブトと呼ばれる。
・高原や山間部の渓流沿いに多い。
・3月から10月が発生時期だが、1年中いる。
・朝夕に活動することが多い。
・刺されている時はかゆみや痛みは感じず、半日後に赤く腫れてかゆくなる。
・暗い色に寄ってくる。明るい色を嫌う。
ブヨの持つ毒素にアレルギーを持つ人は炎症がひどくなる
体質によっては、最悪の場合はアナフィラキシーショックまで起こしかねないというから
虫刺されとは言え、侮れません。
小さい子供は特に気をつけなければならないです。
何か所も刺されてしまった場合も、その後症状がひどくなる前に受診したほうが賢明です。
掻きむしってしまうと、炎症を起こしてしまうのも要注意です。
ちなみに、今回刺された長男は、特にアレルギー体質だと言われたことはありません。
今までもアレルギー症状は花粉以外は出たことはありません。
(花粉で症状があれば、アレルギー体質なのかもしれませんが・・・
そんなに重症ではないほうです)
食物アレルギーの次男は完全にアレルギー体質なので
食物以外もいろんな症状が出やすいです。
動物、ダニ、ハウスダスト、花粉、ぜんそく、アトピーとあるので、
虫刺されも注意が必要かもしれません。
刺されてしまった時の対処法
<刺されたらすること>
・ブヨの毒素を、すぐに吸い出す。
・口で毒素を吸い出さないこと。
・傷口を押したり、ポイズンリムーバーを使います。
・傷口を洗う。
・しっかりと冷やす。
・安静にしておく。
・抗ヒスタミン成分の入った薬を塗る(刺されてすぐのかゆみを抑える)。
・ステロイド系の塗り薬を塗る(翌日などにかゆみが強いときに炎症を抑える)
・掻きむしらないようにガードする。
・ひどくなるなら皮膚科を受診する。
刺されないための対策が大切
長男のように、ブヨに刺されるとひどくなりやすい体質なら尚更、
まずは刺されないことが大事です。
<ブヨ刺され対策>
・水辺やキャンプ場などに行く場合は、長袖長ズボン。
・虫よけスプレーを使用する。
・虫よけスプレーは、ブヨに効くものか確認する。
・ブヨの好む暗い色の服は避け、明るい色の服を着る。
・ブヨの嫌うハッカ油を虫よけとして使う。
・蚊取り線香なども使用する。
今後のために、長男や家族とブヨ対策や刺された時の対処法を話し合っておきました。
今回は、まったく処置ができておらず、
しっかり掻きむしってしまったので悪化しただけかもしれませんが・・・。
2回目に刺された方がひどくなる人もいるそうなので
今後の対策、対処法が知れたことはよかったと思います。